法学教育のAL化: 裁判法A (2)


第11回授業・その1

 

 

第04回授業を思い出してください。教室で犯罪が発生し、チーム単位で目撃者取調べが行われていましたね。その結果は供述調書の形でまとめられました。それをもとに、本授業と併行して実施されている「基礎演習」という授業で模擬裁判シナリオが作成されました。

裁判法A第11、12回授業においてその上演が行われました。これもRole Playです。演じていない学生たちも、裁判官になったつもりで、判決書を後日書きます。


第11回授業・その2

 

 

基礎演習の参加学生さんたちが非常に頑張った結果、シナリオは長大なものとなり、2日間にわたって上演することになりました。第11回は「第1回公判」です。検察側証人に対する反対尋問の直前まで行われています。


第11回授業・その3

 

 

今回は、カットすることなく模擬裁判の全てを動画におさめました。学生さんたちが頑張っている姿をノーカットでご覧ください。


第11回授業付録:反転授業用動画・その1

 

 

ここから本格的な反転授業が開始されました。以後は教室でレクチャーは行いません。基礎知識の教授はレクチャー動画で行います。


第11回授業付録:反転授業用動画・その2前半

 

 

この動画では、刑事裁判における事実認定の方法についてレクチャーしています。まずはイントロダクションと、ある判決書を分析するという課題の答え合わせです。


第11回授業付録:反転授業用動画・その2後半

 

 

答え合わせが済んだ後、重要事項のレクチャーが行われます。学生さんたちが模擬裁判の判決書を書くための準備にもなります。

 


第11回授業付録:反転授業用動画・その3

 

 

この動画は、課題のヒントを示したものです。1年生の授業では、ほとんど答えを教えているに等しいところまでヒントを豊富に出します。学生さんたちは個人で課題を解いた後、授業時間外ミーティングにその成果を持ち寄り、Peer Reviewにさらされます。