1章 起訴前手続①:捜査総説 4-21p

Ⅰ 捜査の定義

【004】捜査の定義 4p

【005】未発生の犯罪に対する捜査 5p

Ⅱ 捜査機関

【006】捜査を担当する機関 6p

Ⅲ捜査の原則総説

【007】捜査の大原則 7p

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これだけは!
004,005,006,007.pdf
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正誤問題 徹底反復!

  • なし

文献・学修ガイド

  • 争点:17
  • リーディングス:初学者が読むべき箇所なし
  • 旧刑訴法時代に警察や検察がどのような権限濫用事件を起こしたのかを知りたい方は、とりあえず小田中聡樹『刑事訴訟法の史的構造』(有斐閣、1986年)70-73頁参照。
  • 未発生の犯罪に対する捜査の可否についてまず読んでほしいのは、田口守一=白取祐司=村井敏邦「論争・刑事訴訟法:捜査の概念」法学セミナー561号(2001年)87-90頁、同562号96-102頁。未発生犯罪に対する捜査を肯定する田口氏と否定する白取氏がまず561号で簡潔にそれぞれの主張を呈示し、562号で村井氏司会のもと対談形式で論争している。非常にわかりやすい。
  • 未発生の犯罪に対する捜査の可否についてもっと突っ込んで検討したい方は、やはり、通信傍受法が制定される直前になされた激しい議論の中に飛び込んでみるとよい。肯定する見解の代表的書物として、井上正仁『捜査手段としての通信・会話の傍受』(有斐閣、1997年)参照。否定する見解の代表的書物として、小田中聡樹ほか『盗聴立法批判―おびやかされる市民の自由』(日本評論社、1997年)参照。
  • 『刑事訴訟法の基本』では刑事訴訟法の歴史についてほとんど触れることができなかった。ある程度学修が進んだら、内田博文編『歴史に学ぶ刑事訴訟法』(法律文化社、2013年)の序章「刑事裁判に対する歴史の警告」を読み、歴史研究の重要性に気づいてほしい。また、リーディングス2も読んでみよう。歴史研究の意義や方法論を知ることができる。
  • 【006】において、一般的指示の例として「司法警察職員捜査書類基本書式例」を挙げた。平成28年11月30日付けのものがネット上にあった(PDFファイル)ので紹介する。コチラ

このレクチャー動画を用いた授業の例(YouTube)

 

◎國學院大學法学部2018年度入学生からのカリキュラム

  *刑事手続法概論は後期2単位・1-2年生、(専)刑事手続法概論は後期2単位。1年生のみ

◎國學院大學法学部2017年度入学生までのカリキュラム

  *刑訴&(専)刑訴は通年4単位・2-4年生、刑訴2は前期2単位・3-4年生