はじめに
2024年に発売されたHeavy Metalのアルバムの中でオススメのものを紹介するブログです。最終的には2025年1月に完成する予定ですが、それまでは、候補が登場するたびに加除修正していきます。とはいえ、1980-1990年代にキャリアをスタートさせたバンドにしかあまり興味がない人間なので、10枚も挙げることができるかどうか心配です。
BAND-MAID: 10TH ANNIVERSARY TOUR FINAL in YOKOHAMA ARENA (Nov.26,2023)
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- バンド10周年記念ツアーの最終公演を収録。いつのまにかベテランになっていたBAND-MAIDの揺るぎない安定した演奏。
- 録音のクオリティは標準的だが、リズム隊の音だけは標準を超え非常に明瞭に収録されており、アカネ氏の卓越した足さばきやミサ氏の堅牢なスラップを存分に味わえる。
- アンプラグドの演奏が3曲あり、特に 'anemone' ではサイキ氏の低音が埋もれず明瞭に楽しめる。また'Choose me' ではサイキ氏がピアノを弾きながらソロで歌ってくれているが、その声を聞く限り、数年前と比較して声質に深みが出てきているので、今後、ソウル、ブルース、R & Bの要素を濃くした楽曲を取り入れていくとBAND-MAIDの魅力がさらに増すのではないかと勝手に期待している。
MV: Unleash!!!!!
Atrophy: Asylum
- Atrophyの2ndアルバム 'Violent by Nature' は発売当時愛聴していた。B級の中ではトップクラスのスラッシュメタルだったと思う。それから30年以上の時を経て3rdアルバムが発売された。何ということでしょう!
- 一聴した限り、コンセプトはほとんど変化しておらず、良質のB級オールドスクール・スラッシュメタルを聴かせてくれている。このジャンルが好きな私にはありがたい限り。
MV: Punishment For All
Exhorder: Defectum Omnium
- 1990年に発売されたExhorderの1stアルバム 'Slaughter in the Vatican' は、B級スラッシュメタルの典型という印象を受け、1-2回聴いてさようならした記憶がある。その後数枚アルバムを出しているようだが、私は聴いていない。今回のアルバムで久しぶりに再会したわけだが、オールドスクールのスラッシュを基本としつつ独自のスパイスをふりかけており、なかなか良い内容だと思う。
MV: Wrath of Prophecies
NEMOPHILA: EVOLVE
- NEMOPHILAによる往年の名曲のカバーは愛聴してきたが、「ゆるふわ」のコンセプトがしっくりこないのでオリジナル曲はあまり熱心に聴いてこなかった。しかし今作の 'RISE' はただひたすら格好いいし、花冷え。などを聴いたことにより「ゆるふわ」のコンセプトを受容できる心と体に変容してきているようで、全体を通して聴くことができた。何度も聴いて理解を深めてみたい。
発売前ですが期待大 EXODUS: British Disaster: The Battle of '89 (Live At The Astoria)
- EXODUSの超名盤 'Fabulous Disaster' が発売されたのは1989年。その年のライブ盤が突然発売されることになった。1曲だけ先行公開されているが、もう期待しかない。
MV: Fabulous Disaster
CONCERTO MOON: BACK BEYOND TIME
- 大昔にやっていたバンドのメンバーであった中易繁治氏がベースを弾いている。流麗なメロディとハーモニーが溢れる良作。
MV: STORY OF MY LIFE