はじめに
2024年に発売されたHeavy Metalのアルバムの中でオススメのものを紹介するブログです。最終的には2025年1月に完成する予定ですが、それまでは、候補が登場するたびに加除修正していきます。とはいえ、1980-1990年代にキャリアをスタートさせたバンドにしかあまり興味がない人間なので、10枚も挙げることができるかどうか心配です。
最近のMVより
LOVEBITES: Unchained, Soul Defender
BAND-MAID with The Warning: SHOW THEM
- LOVEBITES: UnchainedとSoul Defender:ミニ・アルバム収録曲の先行MVが2曲。アルバムの1曲目と2曲目になるはず。アレンジも演奏も音質もばっちりで、2曲の流れも良いですね。時折みせるドラムのフックが素敵。ベースが正確性とうねりの表出を両立させているのも素晴らしい。なお、LOVEBITESは2024年8月10-11日に韓国で初ライブをしている。間違っていたらごめんなさいだが、韓国においてゴリゴリのメタルをしているまともなガールズ・バンドはたぶんない。このライブに触発されてメタルの道に進む女性が増えたらいいなと思います。
- BAND-MAID with The Warning: SHOW THEM:フル・アルバム収録曲の先行MV。韓国でなくメキシコのバンドとの共演。バンドのメンバー全員がコラボするという豪華なMV。ただし、曲はBAND-MAIDそのもの。
暫定1位 IN FOR THE KILL: BRANDED TO KILL
*現時点でamazon musicにアップされていないようです。アップされたらアルバム写真にリンクを貼ります。
- 日本のエクストリーム・メタル・バンド。6年半ぶりの2ndアルバム。私はこのアルバムで初めて知ったが、いや、これは素晴らしい。あらゆる音がかっこいい。一切の留保なくお薦めします!
MV: Shutdown
暫定2位 The Warning: Keep Me Fed
- BAND-MAIDとコラボした、ブラジルの3人姉妹バンド。オルタナやグランジの要素が強いが、1つのジャンルの枠に収まることなく多彩な曲をこなしている。クレジットを見る限り、作曲には3人だけでなく多くの人が携わっているようだ。若い頃の私だったら若干の反発心を抱いたと思うが、K-POPにおける作曲のシステム(チームで作業することが多い)を知った現在の私は大丈夫。実際、曲の多彩さと、各曲の完成度に鑑みると、この作曲システムは非常にうまくいっていると思う。3ピースのユニットでここまで多様な手数を用意できるのは驚異的。しかも一貫性は保たれている。
- サウンドも非常によい。ギターとベースの歪ませ具合が絶妙で、各楽器の音の粒立ちが良いと同時に、ユニゾンの時の音もよくブレンドされている。ドラムの音もクリア。すべてが耳に心地よい。
MV: Six Feet Deep, S!CK, Qué Más Quieres, MORE
DESTRUCTION: Fast As A Shark (Accept Cover)
- ドイツのベテランである DESTRUCTION が、先輩 Accept のアンセム 'Fast As A Shark' をカバー。最高の名曲の最高のカバーですね!
MV: Fast As A Shark (Accept Cover)
BAND-MAID: 10TH ANNIVERSARY TOUR FINAL in YOKOHAMA ARENA (Nov.26,2023)
- バンド10周年記念ツアーの最終公演を収録。いつのまにかベテランになっていたBAND-MAIDの揺るぎない安定した演奏。
- 録音のクオリティは標準的だが、リズム隊の音だけは標準を超え非常に明瞭に収録されており、アカネ氏の卓越した足さばきやミサ氏の堅牢なスラップを存分に味わえる。
- アンプラグドの演奏が3曲あり、特に 'anemone' ではサイキ氏の低音が埋もれず明瞭に楽しめる。また'Choose me' ではサイキ氏がピアノを弾きながらソロで歌ってくれているが、その声を聞く限り、数年前と比較して声質に深みが出てきているので、今後、ソウル、ブルース、R & Bの要素を濃くした楽曲を取り入れていくとBAND-MAIDの魅力がさらに増すのではないかと勝手に期待している。
MV: Unleash!!!!!
Atrophy: Asylum
- Atrophyの2ndアルバム 'Violent by Nature' は発売当時愛聴していた。B級の中ではトップクラスのスラッシュメタルだったと思う。それから30年以上の時を経て3rdアルバムが発売された。何ということでしょう!
- 一聴した限り、コンセプトはほとんど変化しておらず、良質のB級オールドスクール・スラッシュメタルを聴かせてくれている。このジャンルが好きな私にはありがたい限り。
MV: Punishment For All
発売前ですが期待大 EXODUS: British Disaster: The Battle of '89 (Live At The Astoria)
- EXODUSの超名盤 'Fabulous Disaster' が発売されたのは1989年。その年のライブ盤が突然発売されることになった。1曲だけ先行公開されているが、もう期待しかない。
MV: Fabulous Disaster
CONCERTO MOON: BACK BEYOND TIME
- 大昔にやっていたバンドのメンバーであった中易繁治氏がベースを弾いている。流麗なメロディとハーモニーが溢れる良作。
MV: STORY OF MY LIFE