はじめに
2026年に発売されたクラシックのアルバムの中でオススメのものを紹介するブログです。
今年はどんなアルバムとの出会いがあるか、楽しみです。
候補 フェルナンダ・ダミアーノ (ピアノ)
ショスタコーヴィチと弟子たち VOL.2
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- 昨年にヴァインベルクのオペラ『白痴』のブルーレイを観て感動し、この作曲家に興味がわいたので、ピアノ・ソナタ第2番が入っているこのアルバムを購入してみた。ショスタコーヴィチの弟子という位置づけだが、1942年に作曲されたこの曲は、どちらかというとプロコフィエフを想起させる曲調のように感じた。この頃に作曲されたピアノ・ソナタとしてはプロコフィエフの戦争ソナタ3部作が有名だが、あの傑作群よりもシンプルな構成。とくに難解なところはなく、初めて聴いた段階でもう楽しめる。【書きかけ】
- このアルバムのピアノの音がとても良い。50人くらいのキャパしかない小ホール(東京だと雑司が谷音楽堂など)で聴いているような臨場感がある。使用しているピアノの表記がCDにはなかったが、おそらくスタインウエイだろう(もしかしたらFazioliかもしれないが、たぶん違うと思う)。ピアノ好きな方は、曲に興味がなくても、この音を楽しむためだけでも購入の価値あり。
候補 ダヴィッド・オイストラフ (ヴァイオリン)、クリーブランド管弦楽団ほか
ダヴィッド・オイストラフ/名ヴァイオリン協奏曲集
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- オイストラフがEMIに録音したヴァイオリン協奏曲の多くをSACD化したもの。2024年にリマスターしたものを使用している。
- ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、日本のEMIがかつて出していたSACD(たぶん2011年発売)をまだ持っていたので、比較視聴してみた。古いほうも音が良くて、購入した当時は感激したものだがはないが、今回のリマスター盤は一段と自然な音になり、オイストラフの演奏に本来あった多彩なニュアンスが容易に聴きとれるようになっている。ファンは購入して損なし! ちなみに、現時点(2026年3月8日)においてamazon musicにアップされているブラームスは古いSACDとほぼ同じ音のものなのでご注意を。
候補 チーロ・ロンゴバルディ (ピアノ)
メシアン: ピアノ作品全集
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- メシアンのピアノ・ソロ作品全集。単発されていたものをまとめたもの。単独のピアニスト、同一のピアノ(ファツィオリ)、同一の録音スタジオによる、しっかりと製作されたアルバムで、とても嬉しい。
- このアルバムの定位が面白くて、まるで電子ピアノをヘッドフォンで弾いたり聴いたりしているかのごとく、高音域は右、中音域は真ん中、低音域は左に、ピタリと定位している。まるで自分が弾いているみたいで面白い。おそらく楽譜をみながら聴くと、腕の動きまでリアルに感じ取りながら脳内演奏をシミュレートできるだろう。メシアンを学びたい方、本格的に分析したい方にはとてもありがたいアルバムではなかろうか。
- とりあえず、最も愛する「4つのリズム・エチュード」を聴いてみた。多感な思春期に高橋悠治の荒ぶる演奏(1976年録音)で初めてこの曲を聴き、脳裏に刻み込まれたせいか、他の演奏をヌルく感じてしまうことが多い。本演奏についても同じ思いを抱いてしまうが、私の主観は置いておいて客観的に見る限り、万全のテクニックでもってあらゆる音を明快に聴かせる好演奏だと思う。この曲ではよくわからなかったが、「鳥のカタログ」の第1曲も聴いてみたところ、リズムが冴え、アクセントが際立っており、メシアンにより芸術的に昇華されたはずの鳥の声が、素の鳥の声に戻ったような錯覚をおぼえ、びっくりした。面白い演奏だと思う。
候補 アンタル・ドラティ (指揮)、フィルハーモニア・フンガリカほか
ハイドン: デッカ録音全集
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- ハイドン交響曲全集、24のメヌエット、トビアの帰還、天地創造、四季を収録。
- 交響曲全集は私の大のお気に入りで、LPもCDも持っている。とりあえず42-44番が収録されている盤を聴いたが、今回のリマスター盤が一番良いと思う。バックグランド・ノイズがほぼ皆無となり、かつ、弦を弓で擦っている様子がリアルに感じられるなど、鮮明さが増しているからだ。ただ、SACDで出してくれたらもっと良い結果を味わうことができたと思うので残念だ。
- ピリオド楽器によるハイドン演奏が主流になって以降、ドラティの交響曲全集はあまり評価されなくなってしまった。しかし、鮮度の上がった今回の音質により、再評価されることを願ってやまない。アレグロやプレストの楽章は剛直なリズムでぐいぐい進み、ハイドンの曲が生き生きと輝いている。対照的に緩徐楽章ではひめやかに奏されることが多く、繊細できめ細やかなフレージングが際立つ。現代の演奏に慣れた方にはメヌエットのテンポが若干遅く感じられるかもしれないが(私にはこれくらいがちょうどいい)、それ以外は演奏スタイルの古さを感じさせないはずだ。【書きかけ】
候補 ジョヴァンニ・アントニーニ (指揮)、バーゼル室内管弦楽団
ハイドン: 交響曲 第56,29,55番ほか
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- 「ハイドン2032」プロジェクトの第18弾。一糸乱れることなくダイナミックに疾走するこのチームの演奏の特徴に変化なし。とても興奮させられる演奏です。【書きかけ】




