1章 起訴前手続①:捜査総説 4-21p

Ⅳ 強制処分法定主義詳説

【008】「強制の処分」の解釈 10p

【009】判例の判断枠組①:総論 12p

【010】判例の判断枠組②:行動の自由や黙秘権を侵害する処分 12p

【011】判例の判断枠組③:プライバシー等を侵害する処分 13p

【012】おとり捜査、コントロールド・デリバリー 14p

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これだけは!
008,009,010,011,012.pdf
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正誤問題 徹底反復!

文献・学修ガイド

  • 争点:21,33,37
  • リーディングス:なし
  • 【008】関連。「強制の処分」の解釈論に関する最新の動向に注目しておこう。稲谷龍彦『刑事手続におけるプライバシー保護』(弘文堂、2017年)、宇藤崇「強制処分の法定とその意義について」研修733号(2009年)3頁、斎藤司「『議会の自己決定義務』と『法律の留保原則』、そして『強制処分法定主義』の意義」犯罪と刑罰29号(2020年)49頁、中川孝博「裸の強制処分法定主義」犯罪と刑罰29号(2020年)5頁、松田岳士「刑事訴訟法197条1項但書の構造について』阪大法学70巻3-4号(2020年)99頁などがある。
  • 【010】関連。宿泊を伴う長期間の取調に関し、教科書や動画で取り上げた最高裁の2決定はいずれも、当該事案について任意処分とあてはめていた。これに対し、近年、同種事例において実質的に逮捕であり強制処分とあてはめた下級審の決定が出た(富山地決令2・5・30)ので参照のこと。検察官が特別抗告したが、最高裁は三行半の抗告棄却決定を出している(最決令和2・6・8)。

このレクチャー動画を用いた授業の例(YouTube)

 

◎國學院大學法学部2017年度入学生までのカリキュラム

  *刑訴&(専)刑訴は通年4単位・2-4年生、刑訴2は前期2単位・3-4年生